「イギリスパン」について
イギリスパン発祥の話は諸説あります。
そのひとつとしてコロンブスがアメリカ大陸を発見した時に、持ち運びが便利で大勢で食べられるということから、食料として船に積んでいたのが、「イギリスパン」だったという説があります。
日本で「イギリスパン」のイメージは、ケースにふたをせずに焼き上げた山型の食パンですが、実はイギリスには、日本のような勢いよく生地が伸びた、しっかりと山型になったものはありません。
あまり高さのない少々小ぶりに焼き上げられたものが主流です。
イギリスでは7〜8mmくらいの薄さにスライスしたパンをカリッとするまでト−ストし、たっぷりのバターを塗って食べることが多いようです。